テンパって頭が真っ白になるとき
あー あれは何だったかな
なんとなく覚えているんだけど、頭の片隅に覚えているんだけどでてこない、思い出せない、もどかしい思いをしたことはありませんか?
ある一定以上の年齢にさしかかると、頭の瞬発力が鈍くなっていると感じ始めている方もいるかもしれません。
普段の生活や趣味の世界ならば、ちょっと後回しをしてもかまわないかもしれません。しかし、これがビジネスでの重要なお客さまとの商談やプレゼン提案の場である場合、場面によっては致命傷になりかねません。
そして重要なプレゼンテーションで、お客さまが社長だったり大物の場合は、その緊張感もあり、ますます言葉がでないことが焦りにつながって頭が真っ白という負のスパイラルを経験をされた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そのような重要な場面で頭が真っ白にならないようにする考え方についてお伝えします。
事前準備は意味がない?
緊張のあまり頭が真っ白になる、重要な場面で足が宙に浮くといった感じでしょうか、自分がどこにいるのか、何を話しているのか分からなくなるといった感覚、誰しもが経験したことがあるかと思います。
重要は商談であるプレゼンテーション本番に向けて、一生懸命資料を作成して事前準備をしていたはずなのになぜ?資料の深堀が足りないから?プレゼンの練習が足りないから?
もともとプレゼンテーションのような場で力を発揮できる先天的なセンスを持っている人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は一生懸命事前準備に時間を割いても、本番であがってしまうといった状況でしょうか。

そのような事態に陥らないためにもやるべきこととは。。。
べたですが、事前にしっかりと準備と資料を読み込んで本番どおりの入念なシミュレーションをすることです。
言われてみればあたりまえで、言われるまでもないと思われる方も多いでしょう。しかし重要なのは考え方です。
本番通りの入念なシミュレーションとは
ああしよう、こうしよう、この順番でこういう話をしよう、
ああいう質問を受けたらこう答えよう
こう言われる可能性があるから、その答えを用意しておこう
ではありません。
残念ながら、このようなシミュレーションをいくら積み重ねても、想定外の質問が上がったり、話の展開によって流れが変わった瞬間にあなたの頭は真っ白になるでしょう。
自信が頭が真っ白になることを回避する
プレゼンテーションの目的は、あなたの話をお客さまに伝えて理解してもらい共感してもらうことです。
重要なのはあなたの言葉であるということです。
あなたの言葉を伝えるために絶対に必要なモノ、それはこのプレゼンテーションには絶対の自信があるというあなたのマインドセットです
事前の入念な練習とシミュレーションとはその自信を創るためのものだと考えてください。
プレゼンテーション資料を読みすすめるという方法はやめましょう。
プレゼンテーション資料はあなたがお客さまに伝えるために、自分の言葉を引き出す補助ツールと割りきることです。プレゼン資料に入れる数値はパッと見わかるサマライズした数値でわかりやすく見えるようにして、詳細に見てほしいデータや数値は別紙にしましょう

なにより重要なのは、プレゼンテーションの本筋を完全に自分の身についているというあなたの自信です。
身に着けているという自信があれば、質問や展開によって話がぶれ始めても、本筋に戻すという余裕が生まれます。
そして、その余裕はあなたがデキルビジネスパーソンであるということを相手に印象付けることができるのです。
プレゼンテーション資料の構成と説明については、また別の記事でお伝えします。