我慢して頑張るとは美徳?
これからの時代、通用しなくなるであろうセンテンス(文章)をこれからお伝えしましょう
”今だけの我慢だから一生懸命頑張って勉強しなさい”
さて問題です。このセンテンス(文章)のどこに間違いがあるでしょうか?
団塊jr以上の世代なら受験勉強にいそしんでいた時に親から耳にタコができるほど聞かされていたセンテンス(文章)として記憶に残っているかもしれません。
確かに、高度経済成長からバブルまでの時代なら受験勉強に勤しむ時期だけ徹底的に時間を集中投入してテストに合格するための勉強を集中して有名大学に合格、いわゆる高学歴というモノを手に入れれば大手企業か官僚にでもなって一生は安泰と信じる事ができました。
受験戦争とあおられてはいたものの、その受験戦争に勝ち抜けば安心で素晴らしい未来が手に入ると信じることができたということは、今から考えてみれば牧歌的な時代でした。
ちょっと話がそれましたが、ここでお伝えしたいのは、よくインターネットにある意識が高い系オピニオンブログの記事になって炎上ネタとなっている「学校は必要ない」とか「勉強なんて無駄だ」「低学歴ww」といったあおりではありません。
我慢では上位には立てない
あらためて、これからの時代にこのセンテンス(文章)の何が間違っているのでしょうか?
”今だけの我慢だから一生懸命頑張って勉強しなさい”
正解。。。。根本的に間違っているです
あなたはパレートの法則をご存じですか?
いわゆるニハチの法則というやつです。上位2割が全体の8割のシェアを占めるという法則です。しかしIT技術は格差を指数関数で拡大させる力があり、格差はニハチ(20:80)どころか二キューハチといっても過言ではないでしょう。
マーケット(市場)の上位2%の会社が98%の売上シェアを握るなんて、ゲイツの会社、りんごの会社、ググれかす、AmazonといったITサービスの業界シェアをみれば、あながちおかしなことではないでしょう。
IT時代では、上位2%以外は全員負け組に転落ということです。
そんな時代に”今だけの我慢だから一生懸命頑張って勉強”をすればマーケット(市場)の上位2%に加わる事ができるでしょうか?
嫌々我慢して頑張って勉強した程度で手に入るスキルセットを使えばビジネスで成功してかつマーケット(市場)の上位2%の立ち位置に居座る。
こうして考えると可能性はほぼゼロと考えてもよいかもしれません。
上位2%以前にマーケット(市場)に参入することすらできないかもしれません
好きなジャンルで売上・利益をつくるマインド
成果物が問われる今の時代、嫌々我慢して頑張って勉強した程度で手に入るスキルセットで上位2%の立ち位置に居座れるマーケット(市場)はほとんどないと考えてよいです。
その程度のスキルセットが通用したのは学歴というシグナリングが通用したバブル前の時代に終わりました。現在でも気づいていない人も多いですが
これからの時代に必要な勉強マインドとは
◇三度の飯より好きでしようがない売上・利益がつくれる領域を見つける or つくる
◇勉強という意識せずに自然に売上・利益をつくる領域の学習を継続する状態になる。
シンプルに言い換えるなら 好きなジャンルで稼げ! ってやつです。
もし好きなジャンルが稼げないものならば、そのジャンルでお金を稼ぐ仕組みを考える!です。つまりはマネタイズとその実現方法を考えて実行するということです。
勉強なら学校や塾の先生が正解と回答の仕方を教えてくれました。
仕事のやり方なら会社の上司や先輩が仕方を教えてくれました。
しかし、これからの時代は自分で仕事のやり方どころかビジネスモデルと正解も考えなくてはいけません。その仕事が三度の飯より好きなジャンルならそこまで苦しまずにすむのです。
自分が好きなジャンルをマーケット(市場)に選ばなければ、上位2%どころか参入もできない時代です。