ある人の普段の何げない生活
ある人を仮にAさんとしましょう
そのAさんはの日課は起床したら、すぐにテレビをつけて、天気やニュースをチェック
Aさんは通勤電車に揺られながらスマートフォンでTwitterをチェックする
たまに電車の中刷り広告を見たら自分のお気に入りの有名タレントのスキャンダルトピックのみだしを見つけたので、スマホで検索して情報チェックしたりもします。

Aさんが出社したら、まずパソコンを開いて今日のスケジュールおよびメールチェックと整理をします。
お客様に訪問する日時調整はメールと電話です。
パソコンのパワポを使ってお客様への説明するプレゼン資料の作成してお客様に訪問
Aさんは緊張しましたが、無事プレゼンが終わり帰社中にとても面白いモノを見つけたので、スマートフォンで写真にとって、それをLineをつかって知人に送信
お客様先の訪問報告をメールで済ませて帰宅
帰宅途中に夕食を取る店はスマートフォンの衛星利用測位システム(GPS)機能を使って、自分が今いる場所の近場の評判がよい店を探す
Aさんの一日の最後は就寝前にスマートフォンからYouTubeのおもしろ動画を軽く見ておやすみなさい。
これらAさんのこの一日の動作の中で共通することがあります。
なんだかわかりますか?
Aさんが意思の疎通に使っている情報媒体はデジタルデータであるということです。
デジタルな表現を見直す
あなたもデジタルというキーワードを聞いたことがあるかと思います。
主に一昔前の電化製品の新商品のキャッチコピーで使われていたキーワードです。
カメラはデジタルカメラに代わって、それまでの画像を保存する媒体がフィルムからSDカードに変化しましたし。
数年前テレビが地デジになるからとテレビの買い替え需要が発生して電気量販店がにぎわっていた光景もありました。
地デジだからきれい、デジタルだからデータが劣化しない。アナログからデジタルへ、デジタルだから。。。。。といったキャッチコピーが電気量販店の広告を埋めていたものです。
そこで、ちょっと立ち戻って考えてみてください。
あなたはデジタルとは何なのか分かりますか?
▲引用 デジタル
データの数値化にあたっては量子化を行い、整数値(すなわちdigit)で表現する。例えば、上昇中の位置では、階段の何段目かがデジタルで、坂道中の位置がアナログである。整数で表現するか、実数で表現するかの違いがある。デジタルでは、データ量を離散的な値(離散量)として表現することになり、それらの中間の量は誤差を含んだ隣の離散量で表現する。この誤差は適切な量子化を行うことで実用上影響のない範囲にすることができ、データ量に比例したアナログ量を用いるのとほぼ等価な処理が提供できる。
今日のパソコンやスマホの主流であるデジタルパソコンやスマホでは、0と1だけからなる2進数を物理的な表現形式(電圧の高・低など)として用いるので、デジタルは0と1から成るという説明がよくなされる。しかし、はっきりと区別できる2以上の状態で表現されているデータ(例: そろばんの玉など)は、どれもデジタルと呼ぶことができる。
デジタルデータは、一般的に電子媒体に格納される。
数値によって値が明確化されたデータ
シンプルにまとめると
デジタルデータとは明確に数値をつかって表現するデータということです。
つまり、「いい感じ」とか、「ちょっとよくない雰囲気かな」とか、よくあるあいまいというぼんやりとした表現ではないということです。
そして、パソコンやスマホによる情報データは全てデジタルデータを使っています。
つまり、私たちの何気ない日常の生活でメディアから目に入る情報はほとんどがデジタルデータで表現されているのです。