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インターネットメディアとは道すじである

儲けるためのインターネットメディアでは、インターネットを使ってもうけるためには、お客さまの商品・サービスを購入するまでの道すじとしてインターネットメディアをつくってその行動を把握するべきというお話しでした。すなわちインターネット上にECのウェブサイトをつくっただけでは、売上に直結しないことをお伝えしました。
ここでお伝えしているインターネットメディアとはTwitterやFacebook、ウェブサイトやブログといった単体のメディアやコンテンツではなく、
お客さまを購入へ誘導する道すじの総称
と考えてください。
この記事では、インターネットメディアを構成する道すじの要素のひとつインターネット広告についてお伝えします。
インターネット広告と一口に言っても多種多様
インターネット広告は販売したい商材を不確定多数の人に気づいてもらうためのメディアです。そして、インターネット広告の種類やメディアは多種多様です。
主なものについて上げてみます。
リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告とは、ご存じググれかすの「Google・Yahoo!」といった検索ウェブサイト上でお客さまがキーワードを入力して検索すると、その検索結果のページと連動して表示される広告です。検索結果ページの上位に広告リンクが表示されるというものです。
リスティング広告は、広告がクリックされた際にのみ料金が発生するクリック課金型で、広告はキーワード単位で行われ、キーワードごとのオークション入札形式になります。
なんといっても、お客さまがその商品・サービスやサービスに興味があるまたは購入という意識をもつキーワードで検索した結果から流入する広告ですから、お客さまの姿と商品・サービスとベネフィットとキーワードが明確であれば、このリスティング広告の費用対効果の高さは絶大!
アフィリエイト広告(成果報酬型広告)
PVを持っているウェブサイトやブログに商品・サービスへの遷移を(バナー)を貼ってもらい、その経路からの商品・サービスの購入・サービス申し込みが発生した場合にのみ費用を支払う広告です。
つまり効果があった場合のみ費用が発生する成果報酬型の広告です。

しかも広告主側が成果報酬の歩合を設定できるので、運用のしかたによってはインターネット広告の中でも最も費用対効果を高めることができる広告です。
アドネットワーク広告・DSP広告
インターネット上に多数存在するウェブサイトやブログへまとめて広告配信ができるネットワーク型のディスプレイ広告です。
広告主が求めるお客さま層が訪問する複数のウェブサイトに同時に効率的に広告配信を行います。
お客さまの姿の精度は「年齢・性別・地域」「リピータ」「特定カテゴリーに属するウェブサイトを見ている人」お客さま属性ごとにピンポイントで広告を配信できます。
例えば、普段は見ない健康というキーワードの広告をクリックしたら健康というジャンルの広告をあちこちのウェブサイトで見かけるようになったという経験はあると思います。
ソーシャルメディア広告
ソーシャルメディア広告(SNS広告)とはみなさんご存じの、Twitter広告かFacebook広告となります。SNSの利用数を単純に考えるなら効果がありそうという感じがしますが、
現時点での個人的なイメージで正直に言うと、ソーシャルメディアは知人や友人とのコミュニケーションツールとしての信頼関係や共感を結ぶ用途で使いほうに向いており、商品・サービス広告としての利用で効果を上げるのは難しいかなと感じています。
メディア掲載型広告
楽天やホットペッパーなど集客力があるメディアのコンテンツとして出す広告です。
メディア事態に集客力があり集まるお客さま層も想定できます。
動画広告(視聴型広告)
YouTubeやニコニコ動画など動画共有ウェブサイトで扱われる動画などの視聴型の広告です。
動画ウェブサイトで面白動画の視聴中に広告動画が再生されて、邪魔だな~とぼやいた経験のある人も多いのではないでしょうか。
メール広告
メールアドレスを所有しているメディアから配信、多数のメールアドレスを保有しているメディアからメール広告を行います。「年齢・性別・興味」を条件としてお客さまを絞ってメール配信する方法やメールマガジン広告を挿入する方法があります。
メディア記事広告
一見するとしっかりしたメディアの記事のようですがその目的は広告になっています。
お客さまからは信頼性があるメディアの記事に見えるので、広告の内容がお客さまにとって価値があれば、読んで広告をお客さまが拡散してくれたりします。
これは、一歩間違うとステマとたたかれてしまうかもしれません。
ブログで芸能人が使っているコスメなどのおすすめ記事など。。。といった感じで
ミドル・パーソナルなインターネットメディアで使うべき広告

このブログでお伝えする売上・利益をつくるインターネットメディアとはミドル・パーソナルメディアのことを指します。
そのメディアを使って売上・利益をつくるという目的から考えると、使用すべきインターネット広告メディアはこの2つです
リスティング広告
アフィリエイト広告
理由としては、この広告メディアが、売上に直結する購入を目的とした場合の宣伝の費用対効果が一番大きいです。
まずは確実にあなたの商品・サービスにたいして興味から購入という需要があるお客さまをインターネット上でつかまえることを目的としてください。
しかし、見方を変えれば潜在的な需要をもつお客さまをつかむことが難しいのもインターネット広告の特徴です。商品・サービス、ブランド、キーワードがマッチしたお客さましかリーチできないからです。潜在顧客の掘り起こしが難しいメディアでもあります。
その他のさまざまな広告メディアはビジネスがある程度の規模になってきたら自社・自ブランドの認知度を上げるという目的で効果を見ながら試してみましょう。