戦略の立案手順その参。業界のビジネスプロセスを知る

業界の構造を知る

あなたは前回の記事で業界の勢力を眺めました

それでは、戦略をつくる上で次に何を調べればよいでしょうか
順番が前後してしまうかもしれませんが、そのマーケット(市場)の業界ビジネスプロセスを知る必要があります。
あなたから、そんなの調べるまでもなく知っているよという声が聞こえてきそうです。

なぜ、業界のビジネスプロセスを調べる必要があるのだろうか?
本当にあなたは自社の商品をお客様へ販売するまでのプロセスとその業界の構造を把握していますか?

この記事ではそんな業界のビジネスプロセスの見方をお伝えします。

お客様に商品が届くプロセスを知る

業界の構造を知るとはどういうことか説明すると

まず、マーケット(市場)=お客様です。
そして、ビジネスとは商品をお客様が購入するまでを材料から製造から流通から販売と一連の流れを取引する構造です。

例えば
アパレル系のビジネスプロセスを考えた場合
業界の構造として、大きく分けて「企画」「調達」「生産」「販売」とします。
これらのビジネスプロセスはすべて一社で実行している会社はあるのでしょうか?

考え方としては

商品の企画をする


来季流行する衣料品を企画する
その場合来季の流行物を有名デザイナーに選定してもらうことも考えられます。

商品の材料を調達する


衣料品の商品販売計画を立てる
その場合衣料販売のコンサルティングに実行してもらうことも考えられます。

衣料品のデザインを作る
その場合、海外の有名デザイナーに衣料デザインを依頼することも考えられます。

衣料品の材料である繊維を調達する
その場合、繊維会社(帝人など)に依頼して調達してもらうことも考えられます。

商品を生産する


衣料品を生産工場で生産する
その場合、中国や東南アジアの工場で安価で大量生産してもらうことも考えられます。

商品を販売する

衣料品を流通チャネルにのせる
その場合、販売代理店にも実行してもらうことが考えられます。

衣料品の宣伝広告をする
その場合、広告代理店に宣伝をしてもらうことが考えられます。

衣料品を各店舗で販売する
その場合、衣料品を有名セレクトショップで店頭販売してもらうことが考えられます。

つまり、商品がお客様に届くまでの一連のビジネスプロセスを自社で最初から最後まで実行していない場合があるのです。

いえ、むしろ、現在は高度に産業が細分化、分業化、グローバル化がすすんでおり、大手企業でも最初から最後まですべて自社のみで実行している会社はほとんどありえないと考えて良いでしょう。

ビジネスプロセスの中であなたのポジションは?

あなたに何をお伝えしたいのかというと
あなたの会社は、そのマーケット(市場)のお客様へ商品を届けるまでのビジネスプロセスの中で、どのプロセスを担っているのか理解していますか?という問いかけです。

先ほどの例でいえば、あなたは自分がアパレル業界でお店のスタッフだったとします。
その場合、その店舗へ届くまでの衣料品のビジネスプロセスおよびプロセスを実行している会社を把握していますかということです。

自分がビジネスプロセスどのポジションなのか把握していないと、戦略の目標設定を見誤る

極端な話をすると、あなたが衣料品の販売スタッフである場合に、衣料品デザイナーを競合相手としても競合にはなりません。

ビジネスプロセスのながれ

全業界があてはまるわけではありませんが、考え方として、その業界の
ビジネスプロセスとその担当会社や業界を考えるようにしてください。

大きく分けて「企画」「調達」「生産」「販売」です。

1.会社はお客様のニーズやウォンツを調査する
2.会社は商品を企画する
3.会社は商品を提供する計画をたてる
4.会社は商品の生産するための材料を調達する
5.会社は商品を生産する
6.会社は商品を流通に乗せる
7.会社は商品の宣伝広告をする
8.会社は商品を店舗に並べる
9.お客様は店舗からその商品を購入する

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