戦略の立案手順その四。競合を知る

業界の競合会社をしらべる


これまでお伝えしたことをおさらいすると
あなたは、現在、利益をつくる戦略をたてるための情報として
マーケット(市場)がわかりました。
業界の構造がわかりました。
業界のビジネスプロセスがわかりました。

次に必要なのは、業界の会社の情報です。つまりは自社および競合他社の情報です。
具体的にどのような情報を調査する必要があるのでしょうか?

最初にしらべること

まず最初にやることは自社の経営状態を、決算報告書、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書を使って見てください。

あなたが経営者なら、その資料はいつでも見られる用意はできていることでしょう

上場企業のばあいは、このサイトを使って調べてください。 

EDINETやyahooファイナンス

非上場なら直接その自社のコーポレートサイトを見ればよいでしょう。


まず最初に見るのは、その会社の売上でしょうか。
会社を経営する以上これは、基本のキですね。

次に利益でしょうか、利益をあげなければ、最終的には会社が倒産してしまいますね。
売上と利益がわかったら、利益率(利益/売上)ですね。この割合が高ければ高いほどその会社は効率の良い経営をしていることになります。
その会社の規模でしょうか、従業員数や拠点の数や資本です。
そして会社の方針と実行している施策、扱っている商品です。

他にいくらでも調べようと思ったら調べるべき項目があるのですが
調査をすると仕事をした気分になってしまい、データをかき調査する事が目的になってしまうパターンがあるので、ここはシンプルに必要最低限の項目として

どういう商品を(what)、誰が(who)、いつ(when)どこで(where)どういう方法で売って(how)、その売上と利益は(how much)、を調査するということです。

「売上」「利益」「利益率」「資本」「従業員数」「支店と地域」「扱っている商品」「方針と実行している施策」といったところです。

それってほんとうに競合?


さて、自社の情報を調査したら、競合の情報も同じ項目を調査しましょう。
といったところで、そもそも競合とはどこの事を指すのでしょうか?
競合の定義は何なのでしょうか?

意外と、あなたが同じ商品を取り扱っていたとしても、競合だと思っている対象は、他の人やお客様から見たら、競合でもなんでもなかったり、その逆だったりということがありえます。

例えば、
あなたが東京と大阪を結ぶ長距離バスを運営しているとしましょう
その場合の競合とは同業の長距離バス会社だけでしょうか?

東京と大阪を結ぶ移動手段という機能をもつ商品と考えた場合
他にも、飛行機、新幹線、または極端にいうとタクシーといった商品を思い浮かべる事ができます。これらは競合ではないと判断してよいでしょうか?
では商品の競合の条件とは何で判断すればよいでしょうか?

 商品の機能(東京と大阪を移動)ですか
 商品の性能(時間、居住性)ですか
 商品の価格(高い、安い)ですか

考えてみてください。
ここでは、長距離バスの競合が新幹線や飛行機であるとかないとかの言う話ではなく、競合とは何かをさまざまな視点で考えるというお話です。

業界のトップをしらべる


競合の情報を調べましたら
業界のトップの会社の情報を調べてみましょう
業界のトップにいるというのは、業界の先頭を切るノウハウやその会社の強みがあるからです。
業界の平均値を調べてみましょう
業界全体の平均を知ると自社の強みや弱みが数値で見えるものです。

競合をしるとは己をしること


競合とは、分かっているようでわからないものです。
学生なら同級生で評価指標がテストの点数といった形で、
会社員なら会社の同僚で役職や所属そして年収といった形で、
分かりやすい指標があります。

しかし、経営の場合は競合だと思っているものが、あなただけで、競合側も消費者側も競合だと認識していないことも考えられます。また競合の定義も指標も時代や環境の変化によって、いつの間にか変わっていたりするものです。

時代の変化により、競合が居なくなったと思ったら実は業界自体が無くなっていたというということも考えられるのです。

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